米税制改革法案、年内成立なるか? モーニングスター 慎重な記事
いつもイケイケの記事を書くモーニングスター
しかし、米国の税制に関する記事はどの記事も慎重だ(-。-)y-゜゜゜
それだけ、この税制改革はインパクトがあるんだろう。
今晩のNY株の読み筋=米税制改革法案、年内成立なるか 2017/11/17 18:00
米国株は前営業日、好決算の小売大手ウォルマート・ストアーズや米税制改革の進展を期待して買い優勢で推移。ダウ工業株30種平均は187.08ドル(0.8%)高の2万3458.36ドルで終了した。
米下院で16日、税制改革法案が賛成多数で可決した点は足元の好材料となる。連邦法人税率を18年に35%から20%に引き下げる内容などが柱で、当初23日の感謝祭前の通過を目指していたことから前倒しされた形だ。トランプ大統領が成立を目指す税制改革法案実現に向け前進したといえ、今後の焦点は下院に比べ共和党の議席数が少ない上院の動向となる。
ただ、上院を通過したが両院の内容には大きな違いがあり、今度は法案内容のすり合せ審議で相応に時間を使う可能性が高い。トランプ政権が目指す年内成立はこの点がポイントなる。実際は成立が来年1-3月にずれ込んでも適用は18年初めからで何か大きな問題が出るとは思われないが、金融市場としては年内成立を見込んでいたため短期的にネガティブに反応しかねず短期的に警戒しておきたい。
また、きょうに関してはウォール・ストリート・ジャーナルがモラー特別検察官の捜査チームがトランプ大統領の選挙陣営の幹部十数人に対し、ロシア関連の文書の提出を命じたと報じたことには注意が必要だろう。取引開始前のGlobex(シカゴ先物取引システム)で米株価指数先物も上値の重い展開が続く。
米経済指標は10月住宅着工件数、10月建設許可件数、11月カンザスシティ連銀製造業活動指数。